ぜんざい広場

川端ぜんざい広場 (第24回福岡市都市景観賞受賞 平成23年)

博多の名物として親しまれてきた「川端ぜんざい」の跡地を、博多部活性化のため親水空間の整備を行う「博多川夢回廊整備事業」の一環として、広くアイデアを募り「川端ぜんざい広場」として整備するものである。商店街振興のため川端通りと河畔プロムナードを結ぶ回遊拠点であり、常設の飾り山とぜんざいとを楽しめる市民の憩いの場となるものである。
間口4間で奥行10間という博多部の典型的な地割の中に、かって博多の街並みを形成していた町屋・博多塀や山笠の当番法被の柄などをモチーフとして、失われつつある路地の記憶の再生に勤めた。山小屋を拡大したガラス屋根に覆われた全天候型の広場は、どちらかと言えば閉鎖的な商店街のアーケード空間と河畔プロムナードの開放的な戸外空間をつなぐ中間領域として、博多祇園山笠の華やかな祭りの雰囲気と路地の静けさをあわせもつ場所となっている。
築16年を経て、平成23年 第24回福岡市都市景観賞受賞を受賞した。

 

 

所在地 :福岡市博多区上川端町
主要用途 :広場(全天候型)
規模 :平屋建
主体構造 :鉄骨造
敷地面積 :130㎡
建築面積 :86㎡
延床面積 :85㎡
設計期間 :1994.01~03